
北山杉の美を届ける京北の木工房
葵工芸は、京都市右京区京北の山あいにある小さな木工房です。工房の周りには見渡す限りの北山杉が広がり、四季折々の自然に囲まれた環境の中で、山の恵みである木と日々向き合っています。
地元の銘木「北山杉」を素材に、木が本来持つ自然の美しさを最大限に引き出すものづくりを心がけています。北山杉特有の滑らかな木肌と上品な光沢をもつ「磨き丸太」を用い、試行錯誤を重ねながら、一つひとつ丹精を込めて手づくりしています。建築用材として高く評価される磨き丸太をあえて工芸品へと活かすことで、これまで使われにくかった部分にも新たな価値を見出したいと考えています。
工房では、年輪の美しさが際立つ干支シリーズや、ひな祭り・端午の節句にちなんだ飾りもの、木のおもちゃなど、温もりある作品を制作しています。同じ木目は二つとなく、それぞれが世界に一つだけの表情を持っています。

また、木の風合いを生かしたテーブルや椅子などのオーダーメイド家具の制作も承っています。民芸椅子づくりなどの木工体験も行い、木の魅力を五感で感じていただける場を大切にしています。
葵工芸の作品を見たり手に取ってくださった方が、ふっと微笑み、癒され、日々の暮らしの中で木のぬくもりを感じていただくこと。京都・京北の自然とともに育った木の美しさを、これからも丁寧に届けていきたいと思っています。

